治療例 −糖尿病性潰瘍− |
糖尿病性潰瘍も,傷によっては適切な治療により切断を避けることができます。患者様ご自身の治療への取り組み方で,治癒までの期間や治療経過が変わってきます。 |
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左足の内外側に創が発生。切断の適応と診断されていた。
写真は左足を外側から。 |
左足を内側から。 |
骨髄炎を起こし,融解したり腐骨化していた骨などを切除。抗菌作用のある外用剤をしばらく使用し,その後,創傷被覆材を利用し治療。患者様自身も,足の洗浄など努力された。写真は,約1ヵ月経過後。 |
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さらに,1ヵ月後。写真は,外側(小指側)と内側(親指側)をそれぞれ示す。 |
初診時から約4ヵ月で治癒。切断は,回避できた。 |
内側。 |
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治療のポイント
(1)骨を含めた壊死組織の除去
(2)洗浄(入浴)
(3)適切な外用剤の使用や創傷被覆材の利用による湿潤環境維持
(4)糖尿病の治療
(5)患者様自身の努力(洗浄などへの積極的な取り組み)
(6)禁煙
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